古くは「百握りの相」と呼ばれ、天下を取った徳川家康の手相もこの相と言われています。この手相を持つ人は、個性的な人が多いです。カリスマになれると言われることもあり、考え方やとらえ方が独特です。確かに、徳川家康は、1603年征夷大将軍になったのが62歳、時期を見て動き、そのあと何百年と続いた江戸幕府を作り上げた人なのでそうかもしれませんね。
遺伝的な要素が強いようで、家族や祖父母も同じますかけ相だという人が多いです。
ますかけ線は、ひらがなの「て」という字のように、感情線と知能線が一緒で一本になっている相です。一本の線のほかに、感情線があったり知能線があったりする場合は、意味が変わってきます。
手相を聞きに来られる方もそうですが、ますかけ線をお持ちの方も「やりたいことがわからない」と言われる人が多いです。でも、徳川家康が天下を取ったのは62歳。江戸時代の62歳って、感覚的には今よりずっと年上なんじゃ!?って思いますよね。本人の氣持ちが若々しく続いていれば実年齢って関係ないなと思います。