「箸置き」に込められた意味

「箸置きって必要あるの?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

普段の家ごはんでは使わなくても、
少し価格の高いお店へ行くと、必ずと言っていいほど置かれていますよね。

「箸置き」がついていなくても、「割りばし」なら入っていた袋で簡単な箸置きを作ったり。
昔から、なんとなく「箸を置く場所」は作られてきました。

でも以前の私は、あまり必要性を感じていませんでした。
というのも、基本的に早食いだったから(笑)
次々口に運んで、食べ終わるまでほとんどお箸を置かない。

そんな食べ方をしていたので、
「箸置きって飾りみたいなものかな?」
くらいに思っていたんです。

でも、ゆっくりよく噛んで食べるようになって、
箸置きの意味が少しわかった気がしました。

口の中でしっかりモグモグしている時間が長いと、
その間、手にお箸は必要ないんですよね。

だから、お箸を置く。

そう、
「箸休め」のために、箸置きがある。

手も休憩。

お箸も休憩。

そして、自分自身にも
「ちゃんと噛んで食べる時間」を与えるためのものなのかもしれません。

先日のブログでも、体調について少し書きましたが、
よく噛んで食べることには、いろんな良いことがあるそうです。

唾液がたくさん出ることで、
虫歯や歯周病の予防につながったり。

消化吸収を助けたり、
食べ過ぎを防いで肥満予防になったり。

さらに、口をしっかり動かすことで、
顔のたるみやシワ予防にも良いと言われています。

その他にも、いろいろとあるようです。

忙しい毎日だと、
つい「食べる=ただ口に入れる」みたいになってしまうこともあります。

でも、本来の食事って、
いただくときに「いただきます」
食べ終わったときに「ごちそうさま」という言葉があるように

食べものをいただける恵みや感謝
その言葉を感じ
もっとゆっくり味わっていただくものなのかもしれません。

箸置きひとつにも、
そんな日本人の知恵や心遣いが込められているように感じます。


食事を丁寧にすることは、
自分を丁寧に扱うことにもつながります。

お箸を置いて、ゆっくり噛んで、味わって食べる。

そんな時間が、
身体にもこころにも、やさしい時間に繋がっているのかもしれませんね。

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